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「全ての子どもたちに健康を」 売上280%を達成した目的の底力

宮川 尚之医療法人まほうつ会 理事長 JPSA認定 ベーシックプロスピーカー
課題
必死にもがくものの 売上1億円が限界
スタッフに主体性がなく、 奮闘しているのは自分だけ
夫婦の関係が悪く、 不幸感の真っ只中
効果
組織全体が活性化し、 売上2.8億円を達成
スタッフと共通の願望を共有し 一致団結を果たす
正しさの押しつけをやめ 良好な関係を修復

理想とかけ離れた目標達成に力尽きる寸前だった毎日

「地方に住む障害を持つ子どもたちにも、きちんとした医療を届けたい」。そんな思いを持って独立開業をしました。それまで、勤務医として大学病院に長らく勤めており、障害を持つ子どもの診療を多く担当してきました。当時は大学病院くらいしか障害児医療を担えず、子どもたちは、どれだけ遠くに住んでいようと、きちんとした医療を受けるには、大学病院に通うしか方法がありません。たった10分の診療に往復で丸一日かかる方も決して珍しくはなかったのです。障害を持って生まれてきたとしても、健康だけは万人平等であってほしい。万人がきちんとした医療を受けてほしい。そんな思いが私を突き動かし、業界としては異例の地方都市での小児歯科医院開業へと行き着いたのです。
期待を持った独立で、自分の願いを叶えられると思っていましたが、いざやってみると経営のことなんてまるでわからず、暗中模索をするしかありませんでした。歯科医院は、医療収入1億円が一つの成功の目安です。どうにかこのハードルを超えていきたいと、必死になって働きました。来る日も来る日も朝から晩まで仕事をし、文字通り奮闘し続けた結果、なんとか売上1億円の水準は達成することができました。しかし振り返ってみると、スタッフは一人また一人と離職が続き、大切な存在である妻が過労で倒れたときでさえも、付き添ってあげることすらせず、仕事に行くようになってしまっていたのです。私は何のために頑張っているのだろうと葛藤をしながらも、少しでも足を休めたら、売上が落ちてしまうかもしれないという恐れにかられて、自分にムチを打ちながら前に突き進んでいました。そんなときに、尊敬する歯科の先生に紹介をいただいて、受講をスタートしたのがアチーブメント社の『頂点への道』講座でした。

職員の願望を知らずして強い組織は創り得ない

本音を言えば、モデルと言われる受講生とは遠くかけ離れていた存在であったと思います。私は、思うように経営がうまく行かない理由をすべて周囲のせいにしていたのです。自分が変わろうだなんてまったく思っていませんでした。アチーブメントの研修が良ければ、即導入してスタッフを変えてもらおう。そんな不純な動機だったのです。しかし、青木社長のメッセージを聞いているうちに、私は目的を見失っているのだと思いました。日本一の小児歯科を作ってスタッフと患者を幸せにしていきたい。確かにそう思っていました。しかし、まったくそこに向かって行動をしていなかったのです。そうなんとなく気がつきましたが、すぐにはどうしていいのか、わかりませんでした。
本当のターニングポイントを迎えたのは、再受講のときです。『頂点への道』講座では、同じ内容の3日間の座学講座を再受講し続けるシステムがあります。当初はそんなの必要なのかと、疑問に思っていましたが、いざ参加をしてみると目からウロコが落ちました。一度聞いたはずの話だったのにもかかわらず、「こんなこと言っていたか?」と驚きの連続でした。一度聞いたくらいでは、実践どころか、理解もままならないことを、痛いくらいに突きつけられたのです。そして、人の行動のモチベーションとは、内側に眠る願望から生まれるもので、外からは決してコントロールできないという、選択理論心理学の根幹の概念が初めてきちんと頭に入ったのです。その当時、私がスタッフに求めていたこと、それは「私たちは院長の夢を叶えるために」を合言葉にすることでした。「私には社会を良くしたい素晴らしい志と夢がある。だから私の夢を実現するために、君たちの命を使うんだ」。そう本気で言っていたのです。これはまさに選択理論とは真逆の、外的コントロールです。今考えれば恐ろしいことをしていたなと思います。それではスタッフが離職していくのも無理はありません。この組織の繁栄も衰退もすべて私にかかっているんだ。本当の意味でそう思えました。
それからは、必死になって理念とはなにか?土台とはなにか?目的とはなにか?を考えていきました。そして、スタッフの一人ひとりが何のために働くのかをしっかりと聞いていきました。一度きりの人生、この職場を選んでくれた以上、労働時間を売り渡すという関係ではなくて、働くことそのものがスタッフにとっての自己実現になるように。そう思ってすべての判断基準を見直しました。職員との定期的な面談の時間はもちろんのこと、採用の基準もしっかりと見直し、そして社員が成長できる教育環境を含めて整備をしました。一筋縄ではいきませんでしたが、歯科業界の多くの先生方がこの学びで成果を出していかれている背中を見て、私も諦めずにチャレンジを続けようとたくさんの勇気をいただき、取り組み続けることができたのです。おかげさまで、1億円の売上を作るのがやっとの組織から、スタッフが主体的に働いてくれるようになり、昨期は2·8億円を達成しました。今期は2·9億円、そして来期は3億円を超えていくことが見込まれています。売上の結果がすべてではありませんが、スタッフが一致団結して、医院の理念に共感し、自己実現の舞台としてこの環境をフルに活用してもらえているゆえのものであると自負しています。

子どもたちの未来のために、
100年続く法人を目指して

私たちが目指しているのは、一時的に結果を出すことではなく、地方に住む子どもたちがしっかりとした医療を受けることができる社会を実現することです。そのため、私たちの組織だけではなく、業界全体での変革が必要です。いかにして小児歯科で、しかも地方で成果をあげているのか?多くの方から問われるこの質問に対して、私は惜しみなくお答えするようにしています。医院への見学を希望いただければ、喜んでお受けしますし、私たちのプログラムを映像化したDVDも発売しました。業界の仲間とともに、成果を創り、そして社会に貢献していく。そんな未来を実現していきたいのです。採用・育成、そして貢献活動と、すべての面でさらに上を目指して、結果を作ってまいります。

プロフィール
鹿児島大学病院小児歯科に入局し、約10年間教育・研究・診療に携わる。その後、地方都市の小児医療に課題を感じ、2005年に鹿児島県霧島市に、地域で唯一の小児歯科専門医院として開業する。小児歯科医療・障害者歯科医療の二次医療機関として役割を果たしており、2014年には宮崎県都城市にも小児矯正歯科医院を開設する。理念経営を徹底した組織を実現しており、2院で2.8億円の売上を達成している。業界全体への貢献のために、自院の小児歯科予防管理プログラムを公開しており、発売されたDVDとともに好評を得ている。
理念が組織に浸透し 患者とスタッフの高い満足度を実現している

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