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収入が約40倍に。最大の収穫は、人生の指針を見つけたこと

大宅 信夫株式会社オオヤ 代表取締役
課題
保険の契約が取れず、月の契約が1件のときもあった
平均月収は10万円を下回ることもあった
肩書や年収などで人の価値を判断していた
効果
COT基準を達成
年収は4400万円にアップ
人そのものの価値を認められるようになる

契約が取れず、切羽詰まった状況に追い込まれる

現職に出合う前の私は何度か職を変えていましたが、熱意を傾けられる仕事に出合うことができずにいました。大学時代は駅伝強豪校に所属し、箱根路で活躍することを目指していました。しかし夢半ばでついえてしまったことから、たすきをつなげない夢を見てうなされることがしばしばあるほど、「このままじゃ終われない、変わりたい」という思いを常に抱き続けていました。しかし長年の間、駅伝を超えるほど情熱を注げる仕事を見つけられずにいました。

そんななかで出合ったのが、生命保険のフルコミッションの仕事です。頑張ってお客様のお役に立ったぶん、収入が上がる素晴らしい仕事だと思って転職を決め、仕事に打ち込みました。しかし努力はしているものの、成果が一向にあがりません。やがて先輩や同僚から距離を置かれるようになり、仕事を教えていただく機会も逸していきました。月に1件の契約も取れない状況に追い込まれ、前職の先輩を頼って夜中に連絡して頭を下げて、月額数百円の保険におつき合いいただいたこともあったほどです。アチーブメントの研修を知り、受講を決めたのはそのような時期でした。

再受講を重ねて成長しMDRT基準を達成

受講して特に印象的だったのは、自分が成功しなければならない理由を5つ挙げるセッション。一言で表すと、大切な人のためなのではないかという青木社長の問いかけに衝撃を受けました。「何のために成功を目指すのか」という、人生の土台となる価値観に気づかせていただいた気がしたのです。それまでは経済的な豊かさを獲得することが成功だと考えていましたが、研修受講後は「感謝・成長・愛」を自分の理念として仕事に取り組もうと決め、物事を判断する際の基準に据えました。以降、仕事のやり方は大きく変わりました。以前は「売りたい」という思いが心を占めていたため、仕事やプライベートで人と会った際に、その方の職業や年収、加入保険などのことばかり考え、相手の話をまともに聞いていないことが多々ありました。しかし理念を定めたことで、いかにその方の役に立てるのか、人生に貢献できるのかということを強く意識して、話を伺えるようになりました。すると少しずつ契約件数が上がり、紹介件数が増え始めたのでした。しかし成績が上向くと、力がついた感覚を覚えて自己流に走ってしまい、その結果成績が落ちてしまう。そして再受講をすると、改めて原理原則に立ち返るということを繰り返しました。そして6回目の再受講を終えたときに、念願のMDRTの基準を達成。「3年で6回再受講すれば必ず成果が出る」という青木先生の言葉を信じて実践し続けた結果、実際に成果を得ることができました。

逆境を経て強まった、使命への確信

少しずつ成長が積み重なり、2016年には勤めていた生保会社の仲間と起業して私が代表になりました。しかし順風満帆に事業展開していると思っていた矢先にトラブルが生じます。会社設立時からのパートナーだった専務が、私の考えと相反する不誠実な手法を用いて売上をあげていたのです。それを指摘して改めるよう意見したところ、専務に同調していた他の社員全員を敵に回すことになりました。当時の自分は持ち株比率が少なく人事権がなかったため、代表にも関わらず不利な状況に陥りました。その頃にもアチーブメントの講座を受けていましたが、信頼していた仲間に裏切られたショックから、研修中に涙が止まらない、つらい心理状態でした。そんなときに受講生仲間から、「大宅さんらしい誠実さを貫いてください」といわれて覚悟が決まり、断腸の思いで辞職を決意しました。

退社後はそれまで関係を構築してきたお客様との関係が断たれ、3か月もの間収入がゼロになりました。その間、自分の人生や職業観について、アチーブメントで学んだ手法を用いてとことん考えました。その結果、理念から一貫した生き方を貫いて、「保険の仕事は一生辞めない」というお客様との約束を守りとおすことが自分の使命であるという考えに至ります。そこで、前職で取引をしていた保険会社に代理店として再スタートをしたいと交渉しました。以前におつき合いのあったお客様は、当然のことながら契約先の保険会社に帰属しており、私が再び代理店になったとしても、通常は引き継ぐことができません。ですがそれまでの私の仕事に対する姿勢を支持してくれた保険会社の厚意から、取引顧客を引き継ぐことができるようになったのでした。

収入は約40倍にアップし人生の目的に邁進する日々

個人事業主の代理店として再スタートした後、2018年には組織を法人化しました。アチーブメントで初受講したときには月収が平均10万円程度でしたが、現在は年収が約4400万円になりました。また保険そのものに対する考え方についても、変化が生じました。保険はお客様の事故や病気、亡くなったときなど、ネガティブなことが起こった際に安心していただくための商品です。その際ありがたいと思っていただけるのはうれしいのですが、できることなら万一のことが起こらず、「掛け金を損したよ」といっていただくことこそ、この仕事の醍醐味だと思っています。そのためにも今後は健康をサポートする事業も立ち上げ、幸せな人生をトータルにサポートしていきたいです。以前は「万が一のときの話」ばかりして保険商品を売っていましたが、いまは90%以上「将来、幸せになる話」をし、お客様のビジョンを実現できるようアドバイスしています。実際、思い描いた通りに目標や夢を実現する方が増えていることが私の誇りです。また身近な人間関係にも変化が生じました。大学時代に駅伝出場の夢を諦めて以来、私が実家に戻ることを期待していた父と、それに反していた自分とは関係が悪化していましたが、選択理論での学びを心がけるようになってから少しずつ父との関係は改善し、妻ともよりいっそう良好な関係になりました。

今後の中長期目標は、2025年に社員40人、プロスピーカー10人が在籍する会社にすること。それを一つの通過点として、自社を起点に世の中を変えていきたいと思っています。一番苦しいとき、妻や受講生仲間の笑顔に勇気をもらうことで救われました。笑顔一つで、人生は変わるものだと信じています。私の人生の目的は、妻の笑顔を守っていくことです。そして選択理論とアチーブメントテクノロジーを、保険業界をはじめさまざまな業界に広めていくことで、世界に笑顔を増やしていきたいと考えています。

プロフィール
1975年埼玉県出身。大学卒業後、自動車販売の営業、飲食店勤務を経て32歳のときに保険の仕事に就く。まったく売れない時代を経験するものの、たゆまぬ努力により自己を変革。選択理論とアチーブメントテクノロジーをベースにした「リスクマネジメントサービス」の普及をとおして、顧客の人生の質の向上に貢献している。お金に留まらず、子育て、就職、夫婦関係や親との人間関係など、幅広い相談を受けている。
講演会の講師としても数多く登壇をしている

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