会員向け情報:
  • 売り上げの増大
  • 現場の主体性向上
  • 理念浸透の推進
  • 幹部人材の育成
  • 美容

9年連続170%成長を続けるリーディングカンパニーの理念経営

レナード株式会社
課題
目標は達成しても、納得感や充実感がなく、疲弊した雰囲気だった
成果がすべての考え方で、お客様への貢献が重要視されていなかった
効果
明確にした理念の浸透に徹し、「感動創造できているか?」が組織のすべての判断基準に
9年連続170%以上に成長を続け、M&Aしたグループ会社も理念浸透を実現している

Step1 経営者の自己変革
「”感動創造”の喜びを全社員で味わえる組織へ」

―理念経営の鍵は、経営者の理念実現にかける情熱と決意といってもよいでしょう。200名以上の社員が一致団結する求心力となり、発展を作ってきた三原氏。そのエネルギーの源泉とは一体何か、いかにして社員を魅了し続けているのかを伺いました。

三原 孔明レナード株式会社 代表取締役2006年に妻と2人で開業後、3年で分院を開業し、その後も1~2年に1院のペースで分院展開。不妊症、逆子を中心としたマタニティケア、自律神経失調症、うつ病などを対象とした完全自費の鍼灸院で、本院の月商は約900万、7院合計月商は約3,000万、グループ年商は3億円を超える。
<受講歴>
  • 2009年2月   スタンダードコース初受講
  • 2012年3月   ダイナミックコース受講
  • 2012年4月   ダイナミックアドバンスコース受講
  • 2015年2月   ピークパフォーマンスコース受講
  • 2012年6月   ピークパフォーマンスコース受講
  • 2018年10月  経営実践塾受講スタート
  • 2019年8月   プロスピーカー・トレーニング・プログラム受講スタート

独立前は美容機器メーカーで、販売やサロンの統括責任者を務めていました。若いときから目標を達成することに対してはこだわりがあり、勤めていた会社では役員まで務めました。一時期は数百人の部下を持ち、多くの店舗のマネジメントを経験しました。一見すると華々しい実績ですが、どこかで常に不安がありました。目標達成する度に、「このまま走り続けられるのか?」という思いに支配されていたのです。それを拭い去るよう更に懸命に頑張る生活を繰り返していたなかで出会ったのが、アチーブメントの『頂点への道』講座でした。

講座で最も心に残っているのは、「目標は目的を達成するための手段である」という言葉です。自分がどれだけ成果第一主義で「目標の奴隷」になっていたのかということがよく分かりました。そして「目的」の本質を知ったときに、孤独な目標達成ではなく、人の役に立つ喜びを噛み締めたいと心から思ったのです。学び続けるなかで明確になっていった私の人生の目的とは、「部下や縁ある人を勝たせられる人間になりたい」という思いです。大きな成果を出せば幸せになると思って、目標ばかりを追ってきましたが、どれだけ頑張っても心は穏やかにはなりませんでした。それは自分のことしか考えていなかったからだと気がついたのです。しかし、本当は仲間やお客様の喜ぶ顔が見たいと思っていた自分がいました。その思いに素直になり、大切な人に心からの感動を届ける存在でありたいと思ったのです。その後、目的を土台にした達成型組織を目指して独立。「感動創造」という企業理念を打ち立てたレナード株式会社を立ち上げました。

目指し続けてきた理念の体現とは、「心から感動するサービスを提供すること」です。業務上、私がエステの施術を直接お客様にすることはないので、できるのは心から「感動創造がしたい」と思ってくれる、スキルも人格も一流の社員を育てることです。その最たるものは、社員に「感動創造の価値」を理屈で伝えるのではなく、心から納得の行く体験を届けることだと思います。だからこそ、こだわってきたのは、私自身が社員の感動を作り出せる社長であり続けることです。

自分が求める以上のことをしてもらったときに、感動が生まれます。社員は何を求めているのか、ひたすら考え続けました。そして、一人ひとり違う願望を損得勘定抜きに純粋に応援する。自己実現してほしい、喜んでほしいという一心で、叶える支援をしてきました。「追うのは目標や売上数値ではなく、感動創造の数である。それを本当にこだわり抜いたときに、必ず成果はついてくる」。そんな信念を貫きとおし、相談にのる時間はもちろん、サービスの見直しや、技術を高める研修会の開催、設備投資、人事制度の改定、新規事業の立ち上げなどに、社員が求める理想に少しでも近づけるように取り組んできました。つまずいたことも数多くありましたが、ピンチのときほど、目標ではなく目的からの判断を大切にし、数々の限界突破の経験を社員とともに積み上げてきました。その度に一体感が強まり、今では200名以上の組織に成長しました。改めて振り返って思うことは、これは私の功績というより、仲間に対して「感動創造」を体現しようとこだわった、それぞれの事業の幹部、店舗責任者やスタッフの頑張りと成長の結果です。苦しいときほど、逆境のときほど、理念に立ち返ること、理念にこだわり続けることで、必ず奇跡が起きる。そうして、自分も仲間もお客様も社会も喜ぶ結果を残せることを経験してきたのです。理念を追求すれば必ず繁栄すると、強く確信しています。

Step2 幹部への理念浸透
「理念を体現する姿が一番の教育」

Step3 スタッフへの浸透
「自己実現の舞台をすべての社員に」

―経営者の自己変革だけでは理念経営は実現せず、メンバーの自己変革や理念の浸透が必要不可欠です。価値観が一貫し、内発的に社員がイキイキと働く環境を作るために、どのように幹部や組織全体を巻き込んだのか?その秘訣と変遷を、サロン事業にてマネジャーを務める小林さんと、店舗責任者を務める清水さんに伺いました。

小林 沙也香スリムスパレディ マネージャー
<受講歴>
  • 2017年10月  スタンダードコース初受講
  • 2018年5月   ダイナミックコース受講
  • 2018年6月   ダイナミックアドバンスコース受講
  • 2018年11月  ボース・ウィン・マネジメント スタンダード受講
  • 2019年8月   ボース・ウィン・マネジメント プラクティス受講
  • 2019年8月   ピークパフォーマンスコース受講
清水 望 スリムスパレディ 池袋西口店 チーフアドバイザー

自分自身が「感動創造」の当事者であれ

Q. 現場で成果を上げ会社を牽引されているお二人ですが、理念に共鳴共感したポイントはどこだったのでしょうか?

小林  管轄をしていた店舗で起こった、月末数日での目標達成逆転劇です。開店して間もない店舗で、月末残り数日だったのですが、目標達成率が半分ほどでした。このままでは未達に向かうと危惧し、取るべき手段を徹底的に洗い出して、リストにして社長に確認しました。私なりに考え尽くしたつもりでしたが、社長からもらったのは、「これでは達成しません」の一言。結果的に取り組んだのは、同系列の他店舗から応援メッセージを送ることでした。具体的なやり方を提示しなければ達成しないのではないかと思いましたが、社長はそのもう一歩先をいっていたのです。当時、その店舗以外はすべて目標達成しており、どこか孤立している雰囲気がありました。それは本人たちが一番感じており、必要だったのは、「あなたたちは仲間だよ、絶対に見捨てないから、一緒に最後まで諦めずに挑戦しよう」というメッセージを届けることだったのです。何よりも、この提案に反対意見がなかっただけでなく、全体が仲間のためにとすぐに動き出してくれたことに私自身が感動しました。その後、月末のわずか数日で目標の2倍以上の数字を出し、全店舗で達成を作り出せました。その数字はお客様にお届けした「感動」の数そのものであり、原点とは一人ひとりのスタッフが持つ組織や職業への確信だと学びました。社長が仲間への「感動創造」にこだわる理由を噛み締めた経験でした。

清水 私は、今の働き方を受け入れてもらえたことです。もともとはパート社員として勤務していました。家事との兼ね合いがあり、やりたいことはあっても時間的制約で自分には無理と諦めていました。しかし、社長と面談をするなかで、妥協せずに私の願望を聞き続けてくれました。その結果、雇用形態はパートですが、実質的なアドバイザーという新しいポジションを作ってもらえたのです。社長に限らず、上司や他店舗の責任者の方々も非常に仲間思いで協力的です。月の出勤日数が15日しかありませんが、たくさんお力をお借りして、毎月の達成が実現しているのです。綺麗事を本気で追求する、この社長の思いに私も全力で成果を出すことで恩返ししたいと思っています。

心のつながりが企業発展の促進剤になる

Q. 理念の代弁者として部下に伝えるのはそう簡単ではないはずです。さまざまな問題が起こる現場でどのようなことを大切にしているのですか?

小林 当たり前のようですが、前向きに捉えることです。問題は山のように起こりますが、そこに囚われて険悪な雰囲気になってしまうのが一番よくないと思います。選択理論を学んで、人は願望に向かって生きているということが腑に落ちました。誰しもが願望を持っており、よくなりたいとかならず思っているはずですので、仕事のみならず一人の人間として心を込めて向き合い、問題ではなく成長に焦点を当てて一緒に考えるように心がけています。私自身が社長からそのように関わっていただいたのもありますが、困難な状況ほど、「感動創造」のチャンスだと捉えて、責めるのではなく一緒に解決法を考えて行くスタンスが何より大事だと思います。

心の通う応援メッセージが原動力となり、起死回生の逆転劇を作り出した

清水 一方的に思っていることをいうのではなく、相手の話をしっかり聞いてあげることを大切にしています。普段なかなか言葉に出さなくても、一人ひとりがこの仕事をしている理由があり、大切にしている思いがあると思います。そこに興味を持っているかどうかで、信頼関係がまったく変わってきますし、かける言葉も変わってくると感じています。

 私自身、もともと自分の思いや相手への思いやりを表現するのが苦手なタイプでした。変化があったのは、組織向けのi-Dynamic研修のなかで行ったプレゼンテーションのワークです。お互いが心から興味を持って相手の話を聞き、真剣に応援しているという信頼関係を肌に感じて、初めて感情を込めて本当の心からの思いを仲間に伝えることができました。人と人が深い信頼で繋がったときに、本来のパフォーマンスを発揮できることを学んだとともに、自分自身のなかにある言語化されてこなかった思いに気がついたのです。これだけ仲間を大切にできるチームであれば、もっと大きな偉業を成し遂げられる。そのためにもっと仲間のことが知りたい、一人ひとりの願望実現を応援したいと心から思いました。ですので、社員全員が主役であり、どうしたら全員を活かせられるのかということを考えるようにしています。そのために相手が持つ思いをしっかりと知ることが大切だと思います。

 社長や仲間からの惜しみない思いやりはもちろん、自信を持っておすすめできるサービスがあります。だからこそ、とことんお客様に心から感動していただける仕事を追求することで、全社員が自己実現できる舞台がここにはあるのです。この舞台で一人でも多くの社員が羽ばたけるように、私ももっと力をつけてまいります。

立ち返られる 理念という指針

「何のために今自分がやっている事業を成功させるのか」。『頂点への道』講座を受講以来、ずっとこの問いを考え続けてきました。そして、そのときそのときの最善の取り組みをしながら、今日までやってきました。おかげさまで創業以来、130%の業績成長を毎年積み重ね続けることができており、少しずつ会社の規模が大きくなってきました。改めて振り返って思うのは、この原点にあるのが、やはり「感動創造」という理念の存在です。そして、理念から一貫した判断と行動を私のみならず、一人ひとりの社員ができていることにあると思います。社員を無理に働かせようとしても、決して主体性は生まれてきません。そうではなくて、社員の働く喜びを作ることを何よりの最優先事項として捉え、そこに力を注ぐこと、インサイドアウトの生き方に徹することが重要であると身を持って学んできた期間でした。

美容・エステ業界は華やかな世界と思われがちです。確かにそんな一面もありますが、まだまだ勝ち負けの考え方が蔓延しており、力によって相手を支配しようとするマネジメントが多々見受けられます。それでは組織の発展も、社員の幸せも、お客様満足も、長期的には持続していきません。事実、多くの方が自分への自信や、仕事の価値を見失い、業界を離れていってしまっています。人を幸せにする価値ある仕事にも関わらず、こんなにももったいないことが起きているのです。だからこそ、一人ひとりの社員が、会社に職業に心の底から自信を持ち、信頼する仲間とともに喜んで働ける。そんな組織を実現する、理念経営が求められていると思います。私はこの理念経営の価値をもっと業界に広めていきたいと思います。

高い質のサービスを届ける美容機器の提供、サロンの経営、そして同業他社へのコンサルティング。この3本の軸で、これからも美容・エステ業界の変革を作り出していけるように、積み重ねてきた学びを、社員とともに実践してさらなる結果を追い求めていきます。

個人と企業のピラミッドが重なる状態を作るのが、理念経営の目指す理想の姿である
プロフィール
美容業界のリーディングカンパニーとして事業を展開するレナードグループ。2011年の設立から急成長を続け、200名以上の社員を有する。M&Aを繰り返すなかで、いかにして「感動創造」という理念の浸透を果たしたのか、その変遷を追った。

そのほかの活用事例

活用事例一覧を見る

無料体験セミナー・講演会