スカラシップ生の声
【2010年度 アチーブメントスカラシップ生】

小林崇志

2006年 Honda Formula Dream ProjectからFCJに参戦、シリーズランキング9位、
     '07年は8位、'08年は9位となる
2009年 全日本F3選手権にステップアップし、Nクラスに参戦、シリーズランキング4位
2010年 全日本F3選手権Nクラスに参戦、シリーズチャンピオンを獲得
2011年 フォーミュラニッポンに参戦
2012年 SUPER GT500参戦
http://www.real-racing.jp/kobayashi/

小林崇志

強いメンタルが結果をつくり出す

2009年シーズンは4位という結果を収めた小林選手が2010年目指した目標は、当然シリーズチャンピオン。その意気込みがレースにも現れ、開幕から連勝を飾り、幸先のいいスタートを見せた。シーズン中盤からの他ドライバーの猛烈な追い上げもなんとか振り切り、シリーズチャンピオンに輝く。目標を達成し、更なる高みを目指す小林選手にとってアチーブメントの教育はどのような効果があったのだろうか。

自分が求めているものはなにか

2010年シーズンは、前半戦は優勝を重ねることができたのですが、シーズン中盤からはなかなか調子が上がらず、後続の選手の猛烈な追い上げを受けて、正直プレッシャ―や焦りを感じていました。その焦りがレースにも現れてしまい、ドライビングに集中できなかったこともあります。そんな時に「自分が本当に求めているものはなにか」・「そのために、いま何をするべきか」という講座の中で学んだセルフカウンセリング手法が効果を発揮しました。
「自分が達成すべき目標は優勝すること。優勝するために、いま自分がするべきことは何か」そう考えることによって、不安やプレッシャーで焦っていた自分に、もう一度「どうすれば勝てるのか」と落ち着いて考えるきっかけを作ることができました。ただ、それでもまだメンタル面には課題が大きく残っていると感じています。第15戦では9戦振りに優勝することができましたが、落ち着いてレースができていたとは言い難く、未熟な点が多くあったと反省しています。「いま自分がやるべきことは自分のベストの走りをすることだ」と、走りに集中できるメンタルの重要性を再認識しています。

学びを活かして、さらなる高みへ

2010年シーズンが終わり、シリーズチャンピオンになるという目標を達成できたということは勿論嬉しいのですが、これからも勝ち続けるドライバーであるためにはドライビングテクニックや体力は勿論のこと、更に強いメンタリティを身に付けることこそが必要だと感じています。
アチーブメントの教育を通して、焦りや不安などの精神的な弱さは自分の解釈によるもの、つまり全て自分自身がつくり出しているものであり、だからこそ、自分の力でポジティブな考えに変えることができるということを学びました。その学びを活かして改善を重ね、メンタル面の強化を図っていきたいと思っています。
自分を支えてくれているチームメンバーやファンの皆様の気持ちに応えるためにも、勝ち続けるドライバーになるべく、これからもトレーニングに取り組んでいきます。

インタビュー ドライバー  黒田吉隆ドライバー  国本雄資ドライバー  小林崇志ドライバー  蒲生尚弥ドライバー  千代勝正ドライバー  三浦和樹ドライバー  森下陽介監督 福木哲也監督 土居隆二

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