スカラシップ生の声
【2010年度 アチーブメントスカラシップ生】

国本雄資

2007年 FCJにて3連勝記録・最年少優勝記録を達成
2008年 FCJシリーズチャンピオン獲得
2009年 全日本F3選手権デビュー
2010年 全日本F3選手権Cクラス参戦  前人未到の開幕10連勝を達成し、シリーズチャンピオンを獲得
2011年 SUPER GT300、フォーミュラニッポンに参戦
2012年 SUPER GT500、フォーミュラニッポン参戦
http://www.yu-g.net/

国本雄資

世界の頂点に立つために

「日本チャンピオンを獲ります」。2010年シーズン開始当初からそう公言し続けてきた国本選手。
アチーブメントが行っていたドライバーズ勉強会にも積極的に参加し、開幕から10連勝という圧倒的な成果をつくり、2010年度Cクラスチャンピオンの座を勝ち取った。全日本F3チャンピオンの国本選手が見据えるのは世界の舞台、そして、世界最速の男が集まる場所“F1”。「世界の舞台で活躍するために今、自分に必要なものはなにか」。それを明確にするため、国本選手はアチーブメントの教育を受けた。

支えられていることへの感謝

私はメンタルトレーニングを以前から行ってきましたが、アチーブメントの教育を通して、改めて再確認できたこと、そして新たな学びがありました。一つは、目標を達成するための「事前対応」の大切さ。モータースポーツは、他のスポーツに比べて圧倒的に練習時間が短いので、サーキットに入ってからよりも、それまでにどれだけ入念に準備をしてきたかが大切になります。
レースウィークをどう過ごすかイメージトレーニングを繰り返し行うのは勿論のこと、事前のミーティングで問題が起きた時の対応策を明確にしておくことで、問題があっても焦ることなく対処する準備をしておきました。十分な準備を重ねることでレース中に不安や焦りを感じることが無く、今まで以上にレースを楽しむことができるようになりました。そして、一番の変化は、自分を支えてくれている人の存在を意識するようになったということです。
どんなに腕が良くても、良いチームに支えられ、良い車に乗れなければ勝つことはできません。そのためにはチームスタッフ全員から『この人に勝ってもらいたい』と思われるような人間に自分がならなければなりませんし、人間関係を築いていかなければいけないと気付かされました。チームのスタッフのことを考えた時に、自然と自分を優勝に導いてくれたことに対する感謝の気持ちが溢れてきました。周りから支えてもらえる自分であるためにも、この感謝の気持ちは決して忘れてはいけないと思いました。

学びを活かして、世界一の舞台へ

ドライバーとしてレースに参加していると、自分はチームスタッフに支えられ、チームを代表してマシンのハンドルを握っているという意識が薄れてしまうこともあるかもしれません。しかし、周りから支えられているからこそ、レースに参加でき、成果を出せている。そのことへの感謝を決して忘れずに、そしてそのことに報いるためにもチャレンジし続けます。
レースに出る以上、トップを狙うのは当たり前のことです。勝ち続けるために何が必要か、アチーブメントの教育を通して明確になった課題を一つ一つクリアしていくことで、着実にステップを上がっていきます。そして、世界のトップドライバーに仲間入りし、いつか必ず夢の舞台「F1」に上がります。

インタビュー ドライバー  黒田吉隆ドライバー  国本雄資ドライバー  小林崇志ドライバー  蒲生尚弥ドライバー  千代勝正ドライバー  三浦和樹ドライバー  森下陽介監督 福木哲也監督 土居隆二

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