プロジェクトレポート

第3戦/第4戦 ツインリンクもてぎ

ProjectReport
  • ドライバーズ勉強会
  • 第3戦
    • Cクラス
    • 1位 :山内 英輝
    • 2位 :平川 亮
    • 3位 :リチャード・ブラッドリー
    • Nクラス
    • 1位 :平峰 一貴
    • 2位 :佐々木 大樹
    • 3位 :勝田 貴元
  • 第4戦
    • Cクラス
    • 1位 :中山 雄一
      2位 :平川 亮
      3位 :野尻 智紀
    • Nクラス
    • 1位 :平峰 一貴
      2位 :佐々木 大樹
      3位 :勝田 貴元
VideoGallery 2012年度全日本F3選手権_Rnd3,4

ドライバーズ勉強会

テーマ『頂点を目指すアスリートの必須条件 後編』

5月12日の第3戦終了後、
「頂点を目指すアスリートの必須条件 後編」と題して、
ドライバーズ勉強会が開催されました。
「前回は、『求める』をテーマにメッセージをさせていただき、
皆さんには5年後の理想像を描いてもらいました。
今回はその理想に近づくために、
皆さんがいま実際にとっている『行動』 について考えていきましょう」



嶌村が冒頭に行ったワークは、理想に近づくためにとるべき行動を
『いま、できていること』『これからやること』に分けて書き出していくものでした。実際に紙に書き出すと、そこで浮き彫りになったのは、
とるべき行動が日常生活で、おざなりになっている現実。
ドライバーたちが向き合ったのは、まさに理想と現実のギャップでした。



嶌村は続けます。
「今みなさんが書き出したのは、技術向上やフィジカルの強化といった
ドライバー個人に必要とされる行動だと思います。
今度は角度を変えて、皆さんがチームやスポンサー、
そしてファンの皆さんに対して とるべき行動についても考えてみましょう。」



会場では、『他者に対してとるべき行動』について
自由に話しあう時間が設けられました。
今回はドライバー以外にも、勉強会の噂を聞きつけて会場にやってきた
監督やエンジニアなども参加しており、
チームや役割を越え、非常に有意義な意見交換の場となっていたようです。



「求めるだけでなく、実行に移すことの大切さを感じました」
「楽な方に流されず、もっと自分に厳しくなれるようになります」
「チームに対する感謝の気持ちを、もっと行動で示せるようにします」



など、自身を振り返るコメントが多数よせられた今回の勉強会。
次回の勉強会は「スポンサー獲得」をテーマに開催される予定です。


レースレポート

第三戦:2012.5.12

Cクラス、ポールポジションを獲得したのは、開幕連勝で波に乗る平川亮。
2番手に山内英輝がつけ、中山雄一、野尻智紀と続く。
Nクラスでは今シーズン初のポールポジションとなる平峰一貴。
今シーズン3度目の挑戦となる佐々木大樹は2番手スタートとなった。


Fニッポンのスペシャルステージが終わり、 日がかなり西に傾き始めた
午後4時30分、気温23℃、路面温度32℃というコンディションのなか、
14周の第3戦決勝がスタート。

Cクラスでは、スタートでの加速が遅かった1番手の平川が出遅れ、
2番手 山内が首位に浮上。 一方の中山は、ブラッドレーに突かれて3番手をキープ出来ず、4番手に後退。 さらに野尻にも先行されたほか、
Nクラス1番手の平峰にも一時先行される苦しい立ち上がりとなった。

Nクラスのスタートでは、1番手 平峰の後ろについた2番手 佐々木が逆転を狙うも、順位をキープ。

その後も、抜きどころの少ないもてぎとあってか、そのまま上位陣にポジションの変動はなく、山内が今シーズン初の優勝をマーク。
ルーキーの開幕3連勝を阻止したのは、今シーズン参戦ドライバーの中で、
最もF3経験の長い山内であった。
続く2位には平川、3位にはブラッドレーが入り、中山、野尻は4、5位。
また、Cクラスを追い回すほどのハイレベルなドライビングで、
Nクラス初の優勝をゲットしたのは平峰。
続く2位に佐々木、3位に勝田となった。

Cクラス
1位 :山内 英輝
2位 :平川 亮
3位 :リチャード・ブラッドリー
Nクラス
1位 :平峰 一貴
2位 :佐々木 大樹
3位 :勝田 貴元

第四戦:2012.5.13

前日 同様、好天に恵まれたツインリンクもてぎ。 気温22℃、路面温度35℃となった日曜午前10時25分に第4戦がスタートした。


Cクラスのポールポジションは第3戦に続いて平川亮。
その後ろ2番手には、第3戦で苦戦を強いられた中山雄一。
3~5番手に野尻智紀、山内英輝、リチャード・ブラッドレーと続く。
Nクラスのポールポジションは昨日2位の佐々木大樹。
その後ろに平峰一貴がつけ、ラファエル・スズキを挟んで
勝田貴元、 小泉洋史、マシュー・ホーソン、ギャリー・トンプソンという
並びになった。


スタートでは、Cクラスの上位陣はまずまずの走り出しを見せるが、
中でも鋭い加速を見せたのは2番手の中山。
昨日の第3戦ではスタート直後の位置取りに失敗し、苦しい戦いとなったが、
この日は真逆。優勝を狙う1番手 平川を抜いて、第1コーナーで
首位を獲得する。
Nクラスではスタートで1番手の佐々木をかわした2番手 平峰が首位に立つ。佐々木は2番手、3番手には勝田というオーダー。


この後も、Cクラスでは中山と平川の一騎討ち。
同様にNクラスでは平峰と佐々木のマッチレースが続く。
しかし、結局上位陣に順位の変動はなく、中山が平川の追走を振り切って
初優勝。最後まで1秒以内の僅差で中山を追い続けた平川は、
早朝のFCJのレースからの連戦による疲れからかゴール後、脱水症状で倒れ込んだ。後ろ3位には野尻。ホームグラウンドであるもてぎで、
しっかり3位の表彰台をもちかえった。
そしてNクラスでは佐々木の追撃をかわした平峰が連勝。
佐々木は2位に留まり、3位には勝田となった。 

Cクラス
1位 :中山 雄一
2位 :平川 亮
3位 :野尻 智紀
Nクラス
1位 :平峰 一貴
2位 :佐々木 大樹
3位 :勝田 貴元
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