『頂点への道』講座スタンダードコース・アチーブメントテクノロジーコースは、2021年12月を持って累計1000回の達成を果たすことが出来ました。その第1回が開催されたのは、1992年のこと。『横綱千代の富士 頂点への道』という商品を開発し、世に発表してから2年後のことでした。
まだ社員10名程度の小さな会社であったアチーブメントが、国民的英雄とも言える元横綱・千代の富士と共同開発した商品は、メディアからも注目が集まり、満を持して発表されました。「これで社会に、多くの成功者を輩出できる」。代表青木を始め、社員たちがそう信じていた矢先、全くと言っていいほどそのプログラムは売れませんでした。月々の売上が1000万円にも満たないころ、1億5千万円もの在庫の山が積まれたのです。
初回の開催は、小さな会議室で、受講生はわずか5名でした。決して余裕があったわけではなかった、明日の返済の目処が立たない毎日だったが、青木が信じ抜いてきたのは「選択理論とアチーブメントテクノロジーを伝えれば必ず社会からいじめや差別が消えていく」ということでした。どうしても、何があっても、それを成し遂げていきたい。だからこそ、どんな状況であっても目の前の受講生と真剣に向き合い、毎回毎回自分の出せる全力を尽くす。
そうして、1000回への歩みがスタートしたのです。
(次回に続く)