『頂点への道』講座
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2013年 アチーブメントテクノロジーコース初開催

認定講師が初登壇、講座の歴史が動いた瞬間

長年の青木の念願、それはスタンダードコースを、一つでも多くの地域で開催し、日本に津々浦々で選択理論とアチーブメントテクノロジーを普及することでした。
そのために、講座の規模にとどまらず、登壇できる講師を増やせないかを模索し続けていました。幾度も外部の企業に視察に来てもらい、その実現に向けて方法を討論しますが、いつも貰う言葉は同じでした。「これは青木さんの人生経験から成り立っている講座です。他の人には出来ないでしょう」。
認定講師を輩出したいという志の前に、大きな壁が立ちはだかったのです。

しかし、青木は諦めませんでした。
「外部企業で難しいのであれば、自分たちでやる」。
そう決意し、白羽の矢が当たったのが、現アチーブメント上席トレーナーである大高弘之でした。大高が講師として徹底的に鍛錬を積み重ねたことはもちろん、プログラムをゼロから再構築し、再現性のあるものにできるよう、全社の英知を結集して取り組んだプロジェクトでした。
そして何よりも、講座で伝えている一つひとつの技術を、講師自身はもちろん、組織として誠実に実践できているかどうかということにこだわりました。

青木はいつもこのように言います。
「教科書を読むような講義であれば誰でもできる。真のトレーナーとは生き方あり方で人の心を動かし、人の内側に内在してる無限の可能力に気づいてもらい、自らの意思で一歩踏み出して人生を変えていける、そんなきっかけや動機を与えられる存在である」と。
トレーナーとは、単に話が上手い人ではなく、人間力を兼ね備えた人格者である。
だからこそ、アチーブメントでは、トレーナーの基準には絶対に妥協をしない選択をし続けてきました。

数年にも渡る講師トレーニングの末、大高が初めてのアチーブメントテクノロジーコースに登壇をしたのは、2013年9月26日のことでした。
まだ震災からの復興が急ピッチで進んでいた宮城県仙台市での開催。ご受講生の数はわずか24名でした。「青木さん以外には出来ないでしょう」。そう言われ続けた講座の歴史が変わった瞬間でした。

今と比べればまだまだ規模は小さい開催でしたが、震災復興を祈念した特別な思いを込めた回でもあり、ご受講生の皆様にとっても、アチーブメントにとっても大きな大きな一歩でした。
青木以外の講師が担当する、『頂点への道』講座。今でこそおかげさまで当たり前になりつつありますが、その原型が確立されたのがこの瞬間でした。

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