手放さなかった選択理論「理想論」を成|アチーブメント株式会社

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手放さなかった選択理論「理想論」を成果へ繋げた鍵

  • 浜口大介

    浜口大介
    株式会社 ピースラブ 代表取締役

    幼少期から柔道に情熱を捧げ、大学卒業後には警察官となり、SAT(特殊急襲部隊)で任務を遂行。29歳で柔道整復師、鍼灸師に転職。国家資格取得。大阪随一の治療院にする成果を創り出す。39歳で独立し、大阪のビジネス街に3院を展開する。しかし、急速な拡大に伴い、赤字グループへと転落を経験するが、『頂点への道』講座受講後、すべての院を地域ナンバーワンまで成長させる。業界でトップクラスの定着率を誇る。大阪で4院を展開し、2016年には東京にも2院出展するなど、高い業績向上を実現させている。また、ベーシックプロスピーカー試験にも合格し、業界への貢献を続ける。

伝説を目指した先の「終わりの始まり」

幼いころから柔道を続け、警察官になった私の配属先は、特殊急襲部隊、SAT。肉体的にも精神的にも厳しく訓練される日々が続きました。現在の業界に飛び込んだのは29歳の頃。大阪の大手整骨 院グループに就職しました。7年間、院長として分院を担い、担当した3つの院全て地域トップの業績を出すなど、高い成果を上げることができました。そして10年という期間を経て、満を持して独立したのが39歳のときでした。当時、創業初年で3院を出すグループはないと業界で言われていたことから、そこにチャレンジし、有言通り、半年後に2院目、その半年後に3院目を展開しました。周囲からは数多くの驚きと称賛の言葉をいただき、整骨院で激戦区と言われる大阪の『大型ルーキー』とまで言っていただけるようになりました。
しかし、既に私の耳に聞こえ始めていたのは、称賛の声ではなく、崩壊の音。自分が院長を務める本院以外の店舗の売上が苦戦し、グループトータルで赤字の月が続いていたのです。誰にも打ち明けることができず、周囲からいただく声と実際の状況のギャップに、不安と葛藤を抱えていました。
「この状況は、経営における判断基準となる企業理念がないからだ」と考え、その後は様々なセミナーに参加していきました。しかし、理念構築のセミナーをいくら受けても、納得いく理念が全く構築されません。焦る気持ちに追い打ちをかけるように預金残高は月々減っていき、時には会社の預金残高が100万円を切ったこともありました。そんな時に知人から薦められたのが『頂点への道』講座。企業理念構築のための最後の学びの場だと考え、受講に踏み切ったのです。

内的コントロールは理想論だ!

スタンダードコースを受講してこれまで納得のいく企業理念が構築できなかった理由が分かりました。それは、企業理念の土台となる、私の“人生理念”が確立されていなかったからだと気付いたの です。研修の夜に行うホームワークを通してこれまでの人生を棚卸ししていく中で、今まで言語化したことのなかった、人生理念と人生ビジョンが確立。それによって心から納得のいく経営理念が構築できました。
しかし、『やっと出会えた』理念を片手にスタンダードコース2日目に感じたのは初日の「納得」と真逆の「疑問」。それは選択理論心理学の話にありました。これまで外的コントロールの中でキャリアを形成し、同時にその手法に疑問を持ち続けてきた私だからこそ、内的コントロールの考え方には大変共感できました。独立後も社員とは自然に内的コントロールで関わっていたと思います。しかし、それでも経営は火の車。「理想は内的コントロールだが現実はそう簡単にはいかない」という思いを拭い切れず、むしろ「外的コントロールで育てられた自分と同じように社員に外的コントロールを行うべきではないか」という感情が湧き上がっていました。
その疑問を、アシスタントに入られていた日本ハムファイターズの白井一幸氏にぶつけました。「あなたは外的コントロールの中で育った一流の方だから、内的コントロールは理想論だということは分かるはずだ」と。白井氏は私の話を傾聴した上で、静かに次のようにおっしゃいました。「確かに外的コントロールで一流になりました。しかし、内的コントロールで育てられたら私は“超一流”になっていたでしょう」。その言葉の重みに衝撃を受けるとともに、「上手くいかなかったのは自らの内的コントロールが浅かったからだ、本当の選択理論を用いたマネジメントを身につけなければならない」と、経営者としてのさらなる成長を決意した瞬間でした。

経営理念から一貫した目標への動機づけ

その後はまず私自身が、リードマネジメントの技術を身に付けるため、アチーブメントの早朝マネジメント勉強会に毎回参加。プロフェッショナル・セールス・マネジャープログラムを毎日見続け、実践に努めました。社員に「身につけたい7つの習慣」を用いて、願望を傾聴。「この会社を皆の自己実現の舞台に用いて欲しい」と支援的な姿勢と行動を重ねていったのです。 
社員とより深く接するようになり次第に分かってきたのが、これまでの売上目標は、私の利己的な願望であり、達成への動機づけが弱かったことでした。しかし企業の“目的”である経営理念から一貫した“目標”を提示していくことで、「なぜその目標を達成する必要があるのか」「自分たちは何を大切にしていくのか」を伝え続けました。次第に、分院長からトップダウンで目標への捉え方が変化していき、「達成は多くの方への貢献の証明である」と解釈が変化していきました。幹部も積極的に『頂点への道』講座を受講していくことで、それまでの個々人の判断基準から、理念に即し、目標達成に効果的かという判断基準に変わっていったのです。
より組織を一体化させるために、『i-Standard』も実施しました。普段は語らない「自分がこの会社で働く目的」を社員一人ひとりが必死に語る姿を全社員で共有することで、互いの信頼関係が深いレベルで築かれていきました。さらにアチーブメント用語の共通言語化とマネジメント技術の統一が成されていったことの相乗効果として、単に「優しく接する・雰囲気を重視する」関わりではなく、互いの信頼関係を土台としたうえで、「言うべきことは言う」といった“成果を軸とした関わり”が実現し始めました。

「内的コントロール」だからこそ…

こうした取り組みから、各院の赤字が解消されたことはもちろんのこと、グループ全体での業績は劇的に向上しました。『頂点への道』講座の受講から1年後には売上1.5倍、翌年は2.2倍、さらに経常利益は8.9倍を達成することができました。 
先日、分院院長からメッセージが届きました。そこに書かれていたのは、「浜口先生が僕を信じ続けてくれたから過去最高業績を達成できました」という言葉。かつて経営が厳しい状況で、手放しそうになった内的コントロールを、それでも信じ続けたからこその一つの証だと思います。私が目指すのは『原理原則の追求』。自らの体験を通した確信をプロスピーカーとして、業界に伝えていきたい。そのためにも私自身が成長を重ね、貢献の人生を歩んでいきます。

  • 定期的にi-Standardを実施し理念を確認

  • 店舗には有名人も数多く来店しサインが並ぶ

  • 高い技術はテレビやメディアでも多く取り上げられる