「立ち止まる時間」が導いた2年ぶりの|アチーブメント株式会社

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「立ち止まる時間」が導いた2年ぶりの過去最高売上

  • 青松勇介

    青松勇介
    株式会社リアルマックス 代表取締役

    1969年神奈川県生まれ。わずか15坪のゴルフ用品販売店を、オンライン展開を通じて、日本最大級のゴルフ関連ショッピングサイトへと成長させる。自社のホームページのみで延べ70万人以上の顧客を集客してきた圧倒的な実績を持つ。その経験をもとにWeb集客サポートのビジネスを展開する。一方、社員の教育にも注力しており、その取り組みは国内外で注目を集めている。

現実を受け入れられなかった

2000年にゴルフショップをオープンしたところから、私のビジネスがスタートしました。時代の潮流に乗り、Web業界へ進出し、通販を通して60カ国に販売網を持つゴルフショップへと成長をさせました。そして、そのノウハウを生かしたのが、今メインとなって活動しているWebマーケティング事業です。
実績と経験もあり、国内市場での事業の伸びはとても良かったです。2014年には「グレードカンパニー アワード2014」信念を貫く日本のいい会社31社に選ばれ、社会的にも認められる企業体へと成長をしていきました。そこで、大きな可能性を秘めるこの事業をより伸ばすため、コスト削減や新たなビジネスチャンスを求めて海外進出に踏み切ったのです。しかし、このチャレンジが裏目に出てしまう結果となりました。
海外を20カ国ほど飛び回った後に決めた進出先がカンボジアで、まずは私が定住して基礎固めを始めました。しかし、実際は、思っていた以上に文化や習慣の壁が高く、苦戦を強いられたのです。0から1に展開していくことさえも難しい一方で、日本の事業も私が不在にしていたことで体制が悪化し、業績が落ちていきます。そのカバーもする必要があり、どっちつかずの状態が続きました。1年が経ったころには、カンボジア事業のパートナーと疎遠になってしまい、日本での事業立て直しも難航し、業績悪化の歯止めが利かなくなっていったのです。
気付いたときには、経営にも、事業にも、海外進出にも、完全に自信を失っていました。「経営者として会社を引っ張らなければならない存在にも関わらず、自分がダウンしてどうするんだ」。そんな焦りと不安から、周りの人に当たることもあり、人間関係にも亀裂が生じていました。その状況の中、新しい変化を求めて受講したのがスタンダードコースでした。

捉え方の変化で見えた希望

それまでに様々な研修を受けてきましたが、スタンダードコースに求めたのは「マインドの再生」です。感情の起伏が激しいタイプだとは認識していたので、その自分のマインドとうまく付き合う術を心から求めていたのです。その分、青木社長の「変えられないものにフォーカスしてはいけない」という言葉が非常に心に響きました。変えられないことを無理に変えようと焦って突発的に行動するのではなく、自分を客観視し、立ち止まって冷静に考える時間がいかに大切なのかを学んだのです。
その時間を取ったことで、仕事は勿論ですが健康や人間関係などを含めたトータルバランスで、目標設定ができました。仕事一辺倒だった時間の使い方が、プライベートでも目標を意識するようになった結果、家族との時間をしっかり取るようになりました。子供の送り迎えをしたり、一緒に食事に行ったり、一緒に過ごす時間が徐々に増えていったのです。
これまで、家族や周りの人から「理解してもらう」という、コントロールしにくいポイントにフォーカスしていました。ですが、トータルバランスを考えた目標設定によって、自分が「してあげられること」という、コントロールがしやすいポイントにフォーカスを移すことができました。時間の使い方の変化に並行して、徐々に心に余裕が生まれていったのです。

全社で創りだした過去最高売上

それからは、特に社内での関係性にも変化がありました。今まで、ひたすら走る、前に進むという心構えで社員に接していましたが、受講後は焦らずに相手の立場に立ってスピード感を合わせて関わるようにしました。
例えば、社員の一人ひとりを評価する調整会議の場は、一般的に悪い点を指摘して改善・成長を求めがちですが、相手の素晴らしいところや頑張りを評価するように方針を変えました。そして、その肯定的な評価を、本人だけではなく、ねぎらいや感謝の言葉を添えて手紙に書き、家族のいる自宅にも郵送するようにしました。
また、私が社内で伝えるメッセージも、目標数値や進捗だけではなく、社員が会社に対してより自信を持ってもらえるように、事業価値や理念に関することを積極的に発信するようにしました。
そのような取り組みを積み重ねていったことで、社員が仕事に対してやりがいを感じ、より主体性を発揮していくように変化していきました。単に目の前の仕事をこなすだけではなく、「喜びを創造する」という理念に対して一貫性が生まれ、お客様に喜ばれる仕事をしているかどうかという判断軸が浸透していきました。
更に、その意識が伝わったのか、アルバイトスタッフからも、積極的な提案が増え、売上達成を自ら目指す人が現れたのです。
理念浸透が進み、共通の価値観が形成されたことで、年間半分の時間をカンボジア事業に注力しても、安心して任せられる組織体へと成長していきました。
こうして団結力が高まっていった全社で作り出した成果の一つが、2年ぶりの売上最高額の更新です。一人ひとりが主役となって取り組んだ結果だったので、非常にうれしかった達成でした。
また、お客様からいただくサービスアンケートで、評価が低かったポイントに注力して改善に取り組んだ結果、評価通販サイト満足度ランキング500社中、第1位にランクインすることもできました。
一見すると、受講してから取り組んだことは目標達成に対するスピード感を落としたように思いますが、社内全体のモチベーションアップに繋がり、逆に達成に対してスピードを上げる結果となったのです。

人材に強みを置く理念経営企業として

社員一人ひとりは別々の人で、別々の価値観を持ちます。だからこそ理念という、価値観の羅針盤が必要です。その羅針盤をより社員に落とし込むために、アチーブメント社のi-Standardも実施しました。共通する言語が生まれ、社員同士のコミュニケーションが促進されています。ここからの発展が楽しみです。
今の時代は、商品の価格などで差別化を図ることが難しいです。だからこそ、「人材」の教育を重視し、「人材」で差別化を図ることが大切だと考えています。
特に私たちの事業は、物理的な国境の障害がありません。ですので、これからも海外展開を積極的に行い、言葉や文化が違う環境であっても、理念で繋がる世界最高峰のWebマーケティング企業を目指して活動をしていきます。

  • カンボジアでも人材教育を行い、理念浸透に努める

  • 社員の家族までもが喜ぶ直筆の手紙

  • そのビジネスでの実績が買われ、講師としても活動をする

担当コンサルタントの声

  • 橋本拓也

    橋本拓也
    アチーブメント株式会社 東京第四支社 マネジャー

    世界60カ国に販売網を持つグローバル企業を一代で築き上げられた青松社長は、実学の経営をされています。これまでに多くのセミナーで勉強をされて来たからこそ、青木の講義が「すべて実行と実績に基づいたもの」だと感動をいただきました。謙虚に学びを実践される姿勢こそ、リーダーシップの源泉でいらっしゃいます。